nagata miho

ココナッツオイルと生活習慣病予防について

ココナッツオイルについて、マスメディアに取り上げられ大変話題になっていることを知り、非常に興味を持った。早速、購入し、味や香りを試し、調理に使ってみながら、ココナッツオイルの情報を探した。
書店めぐりをしていた時、雑誌のココナッツオイルに関する特集号を発見、購入。記事を何度も読み返すうちに、ココナッツマイスターのことを知った。
さっそく検索してみると、福岡でココナッツマイスター講座が開催されることを発見。すぐに申し込んだ。

ココナッツマイスター講座を受講し、ココナッツオイルについての正しい知識を得、認識が新たになり、とても良かったと思う。
ココナッツオイルは、普段の生活の中で、楽しみながら、美味しく、取り入れていくことができる、嬉しいオイルだと思った。

私は現在、「普段の生活の中に野菜・果物を効率的に取り入れることによる 生活習慣病予防」を伝える野菜ソムリエとして活動をしている。
どうして生活習慣病予防なのかというと、数年前まで、介護をしていたからである。
認知症の家族の介護であり、それは約7年間にわたった。
その間、診察や入院などで病院や施設をめぐりながら、生活習慣病が重症化して寝たきりになる方のあまりの多さに非常に驚いた経験がある。
認知症を患っていた家族(夫の母)は、仕事を定年まで勤め上げ、とても面倒見がよく、大人数の料理をてきぱきとこなし、庭の畑で野菜を何種類も自家栽培していたしっかり者の母であった。体力も気力もあり、彼女のそばで生活していた誰もがまさかと疑ったほどである。

認知症の発症から、その後のことは、ここでは省略させていただくが、認知症という病は、物事を忘れていくだけではない。脳の機能がだんだんと衰えていくに従って、体中の機能も正常に働かなくなる。歩行が不可能になり、嚥下や消化も衰え、やがて寝たきりになる。
そのプロセスを見守る中で、認知症について学び、母についても理解しようと努めた。その結果、「認知症という病もまた、長期間にわたるその方の食習慣、生活習慣、思考の習慣によって患う生活習慣病の一種ではないか」と考えるに至った。

また、介護というのは、周りの家族も多大な影響を受ける。
老後を寝たきりで過ごす本人の辛さ、そして、それを見守る家族の悲しみや葛藤。介護をしている家族の方も、長い介護生活で不健康になっていくのを見聞きし、また私自身も体験した。中には、精神的に追い詰められ、食がおろそかになり、病を発症したり、うつ状態になる人もいる。
母が他界した時、何よりもまず自分自身が半病人のようになっているところから脱出しなければならなかった。

「食」の重要性について痛感したのもこの時期で、「食」に関する学びを深めていくに従って、「生活習慣病は、生活習慣を改めれば(それもできるだけ早いうちに)、発症せずにすむ病ではないか」と思い至り、生活習慣病予防について学び続けて現在に至っている。
野菜とココナッツオイル、そして、たんぱく質をきちんと食べる。
ココナッツマイスター講座で確信を強め、自分自身の食習慣にココナッツオイルを取り入れてみて、体調もより良くなっていくのを実感している。
毎日の「食」にココナッツオイルを取り入れ、誰もが楽しく美味しく続けることのできる習慣にしていただき、生活習慣病を予防するのみならず、より元気に美しくなっていただきたい!
多くの方に、ココナッツオイルの素晴らしさを伝えたいと思う。

北九州市

永田 実穂