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ココナッツのよさをたくさんの人に伝えていける人であり続けたい

私がココナッツオイルを使い始めたのは今から6年ほど前になります。
酸化せず、調理に唯一使っていい植物油と聞き、それまで一般的な植物油が健康によいと信じ込まされていた私は、当時とても驚きました。使ってみるととても軽くて美味しく、ココナッツ臭くない無臭のオイルを私はとても気に入りました。

それ以来、様々なお料理、お菓子やパン作りに使用しては、オリジナルのレシピを作り、自宅で開いているパンとお料理の教室で、生徒さんたちに紹介しています。

巷でココナッツオイルがもてはやされるようになる前は、紹介するとほとんどの方がその存在を知らず、バターの代わりにパン作りにも使えることをとても驚かれました。

近年とてもメジャーになったココナッツオイル。今では皆さんの認知度も上がり、様々な質問にも的確に答えられるようになりたい、より専門的な知識を身につけたい、と思っていたところにちょうど講座に参加するチャンスがあり、今回参加させていただきました。

7時間という長い講座でしたが、内容もとても濃く、終始楽しく興味深く聞くことができました。そして何より驚いたのが、参加者の誰一人として途中居眠りをする方がいなかったことです。普通こんな長時間の講座だと、気持ちよさそうにウトウトとされる方が必ずいます。(私もしばしば、、、)
ですが、お昼にいただいたケトン食ランチの効果でしょうか、途中おなかがすくこともなく、最後まで集中して聞くことができたのは、我ながら驚きでした。

講座の内容で最も印象に残ったのは、ココヤシの歴史と日本人のルーツについての話でした。参加者の方もおっしゃっていましたが、身土不二という考え方によると、ココヤシは日本では育たないもの、なので日本人には合わないのではないかという心配がずっとありました。しかし、なるほど!と納得のいく説明で、今後同じ質問を受けた時にも的確に答えられる自信になりました。

そしてココナツの加工の工程もとても勉強になりました。ココナツオイルで香ばしい香りがするものは加工の工程で加熱されている恐れがあること。バージンオイルとクッキングオイルの違いなど、どのように使い分けたらよいかなどのアドバイスをする際にとても役に立ちそうです。

もうひとつ大きな驚きだったのは、脳のエネルギー源はブドウ糖のみという一般常識が覆り、ケトン体が脳のエネルギー源として有効に使用されるということです。私は大学で栄養学を学び、管理栄養士の資格も持っていますが、このことは初めて耳にした情報でした。
情報は日々更新されどんどん新しくなるのに、いかに間違った知識、通説が横行しているかということを改めて感じ、やはりいつもアンテナを張って新しい知識や情報を取り入れ続けなければいけないと思いました。一生勉強!ですね。

ケトン体のことをもう少し詳しく勉強したいと思い、ケトンダイエットセミナーにも申し込んで帰りました。また新しい勉強ができると思うと今からわくわくしています。

ココナッツオイルを取り入れて6年、その良さはすでに体感済みです。以前はアレルギー体質で、毎年春には花粉症、真冬や真夏は皮膚の痒みに悩まされ、症状が出ると薬を飲むという対処法でしたが、今では薬もほとんどいらないほど、ひどいアレルギーは治まりました。便秘もなく、ひどく太ることもなく、日々健康的に、活動的に過ごせています。
これもきっとココナッツオイルのおかげ。日本にいながらにして、安全に作られたココナッツオイルを、低価格でふんだんに使えることに心から感謝しています。

たくさんの方々の熱い思いのこもったココナッツ。これからもココナッツのよさをたくさんの人に伝えていける人であり続けたいと思っています。

 

佐賀市

前田佳世