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Coconut Report

なんだか世間で騒がれ始めていたココナッツオイル。TV で紹介され‘やせるオイル’だとか…。女性はとにかくこの‘痩せる’という言葉に弱いのです。

私が初めて‘ココナッツオイル’の存在を知ったのは約1年程前のこと。以前から、断食をしたり、漢方の勉強をしたりと、健康に関してはとても興味の多かった私は、もちろんココナッツオイルの噂も聞きつけてすぐ自宅で試し始めました。始める前にまずその実態を調べ上げたい私はインターネットを駆使して‘ココナッツオイル情報’をかき集めておりました。しかし、ネットの情報はみんな「〜らしい」という不確かなものばかり…いったい誰に聞いて良いかもわからないまま、何となく調べた情報を元にココナッツオイルを取り入れる生活を実践。

3日経ち、1週間経ち、10日経ち…痩せない…。結局1日30g 取り入れたら良いという情報だけ(こちらも不確か…)をひたすらに守り、いよいよ4ヶ月が経過。特別な変化は起こりませんでした。痩せないじゃん!…この進展もないココナッツ生活に半ば諦めかけていた時、ふいに知人からココナッツマイスターの資格のことを聞き、とても魅力的な資格にすぐ飛びついておりました。

独学で得たほんの少しのココナッツ情報、しかも不確かな情報しかない私はココナッツマイスターの資格の講座を受けながら、みるみると色んな夢の扉が開いて行くようでした。

ココナッツオイルを摂取することで身体のケトン回路を動かす…今まで聞いたこともない仕組みに驚きながらも、身体のメカニズムを理論に沿って解説して頂き、とても受け入れやすい内容ばかり。そして自分の今日までの知識がいかにあやふやで、でたらめなものであったかを思い知ることになりました。

最初は「ココナッツオイル=痩せる」というだけで食いついたココナッツオイルへの知識でしたが、講座のなかでとても興味を持ち、いち早く実践したのはオイルプリングです。なぜなら、私の歯磨きの時間は毎朝30 分、毎晩40~60 分程かかっており、父親からは「そんなに長く歯磨きをしていたら歯がすり減るぞ!」と脅されるほどでした。セミナーで起床時の口内細菌の数から、歯磨き後の口内細菌の数のデータをみて愕然。忙しい朝に、あんなに一生懸命歯磨きをしていた時間はなんだったのでしょう。

オイルプリングを始めて、口の中の乾燥を感じないこともあるのか、何とも言えない心地よい感覚があり、口内の不快感が確実に減っていることにココナッツオイルの持つ殺菌効果・免疫力強化の実感を持っております。また、油(脂質)は三大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)にも含まれる大事な栄養素ですが、普段何気なく外食していたり、自宅で炒め物などをしたりで、ほとんどが酸化してしまっている油なので、酸化しないということが如何に素晴らしいことなのか。飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸、短鎖脂肪酸・中鎖脂肪酸・長鎖脂肪酸などの油の知識を身につけることで酸化しないミラクルなココナッツオイルの魅力の理解を深めました。。

ただ普段の生活に一生懸命取り入れるにはどうしてもココナッツは匂いが気になるところ…。私はココナッツの匂いも好きなのですが、さすがココナッツオイル(しかもエキストラバージン)で揚げ物をしたときはココナッツ臭の唐揚げに具合を悪くしました。

しかし、それは私が無知だっただけ。沢山のココナッツ製品を教えて頂いた中で衝撃的だったのは無臭のココナッツオイルがあったということ!無臭ならば普段使用しているオイルと変わりません!

ということで、沢山の料理を無臭のココナッツオイルで作ってみたいという欲が湧きました!やはり革命的なメニューは揚げ物です。酸化しにくいオイルで、本当は食べたいのに普段カロリーを気にして我慢して食べられなかった唐揚げを、小麦の代わりにココナッツフラワーやひよこ豆の粉を使用して糖質カットの「ミラクル唐揚げ」を作り!今まで‘素揚げ’というダイエットには大敵だと考えていた調理方法も、茄子やレンコン、牛蒡などの野菜を素揚げすることで簡単美味しいメニューが増えました。

ココナッツオイルを摂る上で糖質制限も始めましたが、チョコが大好きな私はココナッツオイルのレシピに生チョコと言う文字を見つけ自分でも改良してみました!

①ココナッツシュガー 120~150 g→お好みの甘さを見つけて下さい♪
②ココナッツオイル 200g
③ココアパウダー 200g
を、混ぜて冷蔵庫に入れるだけで「ミラクル生チョコ」を!

今まで、自宅でフランス製のチョコを取り寄せていたため、これに代わるチョコレートが自分で簡単に作れることは革命的でした。抗酸化作用たっぷりのこの生チョコは家族からも大好評でこのレシピは既に欠かせないものです!

また、今まではオーガニックのハンドクリームやボディクリームを買い求め散財して参りましたが、ここでもココナッツオイルが活躍!無臭のココナッツオイルとアロマオイル(食用)を混ぜてハンドクリームやボディクリームの代わりに使用してみました。講座で勉強した通り、中鎖脂肪酸なので肌馴染みがとても良く、私は炎症や肌荒れのある箇所にも問題なく使用しております。乾燥で毛穴が気になっていたのですがココナッツオイルは保湿力も高いので滑らかな肌になることに大満足!しかも正真正銘のオーガニックです!無臭のココナッツオイルの生産過程も明確にされており、安心してオーガニックのものと同じ要領で使用出来ます。

また傷の回復にも効果があるため虫さされにも使用しており、さらにこのまま日焼け止めの要領で外出する前にも使用しています。このように日々の料理から日用品に至るまで、ココナッツオイルの可能性は大きいです!!自分の今までの常識がいかに視野を狭くし、生活を退屈にしていたかと思いました。

今は、生活にココナッツオイルを取り入れ、同時にどのように日々低糖質にするか、自然なものを作り出すかなど、試行錯誤して、工夫して、そして周りの人にも喜んでもらうという楽しみを見出し始めております。これも全て、ココナッツオイルというものに対しての知識が深くなり、ココナッツオイルへの価値を見出したから故です!勉強して良かったです。

人にこの素晴らしい効果を伝えようと頑張らずとも、おしゃべりな私は自然と人に広めておりましたが、今後もココナッツオイルの可能性を人と共有し生活の潤いにしたいと思います。そして更なるココヤシの可能性を考え、ミラクルな素材の正しい知識を広めて参りたいと思います。ありがとうございました!

 

門脇 香里