tsukada marioko

ココナッツマイスター講座で学んだこと

私がココナッツマイスターの講座を受講したのはほんの少しの興味からでした。

最近になって情報番組や雑誌で取り上げられる機会が増えてきたココナッツオイル。ココナッツといえばお菓子かエスニック料理しか使いどころが思いつかず、毎日の家庭料理に取り入れることが出来るのか半信半疑でした。
しかし料理のレパートリーを広げるきっかけにもなるかもしれないし、なぜココナッツオイルがブームになっているのか、その秘密を学ぶいい機会かもしれないと思い、今回参加させて頂きました。

講座の後半ではダイエットにおけるココナッツオイルの有用性について学びました。
体のエネルギー源はブドウ糖とケトン体の2つありますが、エネルギー効率の良い炭水化物(ブドウ糖)は多くの人が毎日の食事の中で食べています。
政府推進の食事バランスガイドでも主たるエネルギー源として炭水化物を最も多く摂るよう勧めています。
私自身も結婚・出産し家族の食生活を任されるようになってから、どんな食材をどれくらい食べれば健康を維持できるか模索し、その中で食事バランスガイドも実践していました。

しかし食事バランスガイドの元となっているのはアメリカの食事事情であることを知りショックでした。
人類の長い歴史上では穀物を摂食し始めたのは近年であり、それまでは狩猟民族として長い間肉・魚をケトン代謝で主なエネルギーとしていたことを考えれば、ケトン体の代謝回路を促進することは理に適っています。

それでも自分に出来るだろうかと、不安にもなりましたが、講座の先生の「炭水化物は減らした方がいいが、食べるのを禁止にする必要はないんです。
まずは料理の油を変えてみてください。」という一言に背中を押していただきました。

ココナッツオイルは無味無臭でどんな料理にも使うことができ、何より衝撃的な美味しさでしたので、油はココナッツオイルに変えてまずは健康体を目指して様々な形で生活に取り入れてみたいと思います。多くのことを学ばせて頂き、有難うございました。
富山市

塚田まりこ